卒計あしぶみじだんだ。
思うように考えがまとまらなくて、思うように手が動かない。
逃げ道ばかり作って、まだいけると思ってる節がある。
もう時間はないのに、睡眠だとか、携帯だとか理由を作って逃げている。
それにしたって、ふたをしてた古傷が抉られ始めてきたのに。
設計でいらいらしてて、人付き合いにもいらいらしてしまう。
前の冬にやっと踏ん切りが付いたのに、またじわじわ戻ってきている。
嫌なものを口の中から嘔いてしまいそうだ。
嘔いてしまいたいんだけど。
簡単に相談出来ることでもないし、言ってしまえばどこにでもあるような諍いだから、大袈裟にしてしまうようで、口にはしたくない。
できれば誰にも知られずに、忘れてしまいたい。できれば何も考えないようになりたい。
だからいつもどちらかを選ばないといけないけれど、いつも片方しか選べない。もう片方はストレスが溜まりすぎて、耐えきれなかった。
なんでもっと取り繕うのが上手い人間になれなかったのか。
世の中いつでもギブアンドテイクだって高校の友達と言っていた。無償のうんたらはほぼありえなくて、並の人付き合いではそこまではたどり着けない。
だから他人の心遣いとか優しさとか、いつでもある程度の一線のもとにしかなくて、期待してるもう一歩踏み込んだところまでは許してくれない。
何も考えられないようにねじを飛ばしたみたいにしてみるのに、反動がきつくてやってられない。不満とか愚痴とかをはき出したくなくて引き籠もるのに、余計に周りが気になって余計に周りから取り残されてしまう。
取り残されても良いと思ってこの間、きりはなそうと頑張ってたのに、嘔きだしてしまったからどうしようもなく縋ってしまった。
ばかだ。わかっていたのに、わかってない。一瞬の優しさに捕らわれて、ばかだ。
設計が終わるまでは、死にたいって思わないようにしたい。
設計やってる最中にこの間みたいなことになったら、ぜったいにやっちゃう気がする。こわいものみたさってほんとにありうる。
今年は極寒になりそうだし、外で出血してたら確実に死ねてしまう。
とりあえず卒計は終わらせよう。
今年あたりから、わがままになってきたらしい。
好きなものには熱中できる。嫌いなものは手も付けられない。
わがままになってきたというよりは、めんどくさがりに拍車がかかっただけかも知れない。
計画が進まない。
理由は多分、リノベっていうところにあると思うんだけど。元の建築が大嫌いだから、既存の平立面を作ってて面白くない。
それにしたって、時間がかかりすぎてる。進ませたいのに脳みそと手が動いてくれなくてもだもだする。
誰かさんに、「あいつはすぐどっかに油売りに行く」って言われるようになった。言われたのは二回ちょっとだけど、多分今も思われてる。
人間のお腹の中は結構黒いんだ。
リノベ向かないんだろうか。
だからって学生の自分が自分の専門分野狭めても阿呆みたいだ。
通りを挟んだまちなみのファサードを弄らないといけない。するとお互いのファサードが関係し合ってるから、片方を弄ろうとするともう片方のファサードから応答して何かを作らないといけない。
薄いタイル、濃いタイル、大きなタイル、小さな煉瓦タイル、モルタル、コンクリ、木、透明硝子、ミラー、ハーフミラー、曇り硝子、いろいろな外装の中で、「なんでこれをチョイスしたのか」っていう明確な理由がないと、難しすぎる。
でも俺の計画はこれが勝負って言われた。
1回生のときのセミナーで初めて作ったレポートが、外装仕上げ素材についてだった。これってなんかの縁だろうか。そう思うとちょっとやる気が出る。
誰に何を言われても、自分が納得してたらそれでいい。先生も言ってたし。
でも、先生の言うことに従うわけじゃないのだ。先生にエスキスで言われたことをそのまま計画に移してるようじゃ、だめだ。
それの兼ね合いがいらいらするんだ。
人間みたいに腹の底は真っ黒そうだけども、踏み潰してもばちは当たらなさそうだ。なんとかして、踏み潰していきたい。
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