CDジャケのイラストとか、ブックレットのデザインとか、雑誌のレイアウトとかデザインとか、そういうのに惹かれている。
本を見るのが悔しくて、っていうかお金をかけていいのかわからなくてなんにも本とか買ってないから独学になるけども、なんでこの曲目で、こういうふうなデザインを選んだんだろうとか、こんなこのショットを使ったんだろうとか。
クリエイターさんがすごい。とてもあこがれ。ペン一本で緻密な絵を描けるところとか、世界観を表現できるところとか。
金とほんとに突出した才能さえあれば建築業やめてイラストレーターになりたいんだけど、まあ凡庸なイラストレーターなんて掃いて捨てるほどいるからね。画家になるにしても、狭き門だからね。
建築と違って、そういうアーティスティックなデザインの話だから、「なんとなく」っていうことが多いんだと思う。
だけども、それなりになにかしらの思うところがあると思う。
あのCDのブックレットとして、いちばん目を惹くいちばんかっこいいいちばんコンセプト通りの答えはきっと一通りではないと思う。
悪く言えば「なんでもいい」ってやつで、だけど何万通りのカットの取りからスタッフさんたちに選ばれた、今手の中にあるこれが最善解。ケースジャケ、ブックレット、ジャケカバー、CD面、全部のバランスを完璧にとって完璧にしつらえた結果の完成品なんだ。
人の目を惹く絵を描けるようになりたい。
動き出すような絵を描きたい。
それらを完璧に配置して、バランスのとれた完成品を創りたい。不完全であってもいい、それがコンセプトであるなら、不完全であることが最善解だろう。
今の絵は動いてるだろうか。
生きているだろうか。
描けているだろうか。全然だと思う。まだまだ修行がたりない。まだまだ描けていない。
なにも、こんなこと、建築に直接関わりはしないんだけど。
でもあるコンセプトに向けて絵を描くレイアウトする、っていうのは平面表現的なプレゼンテーションに繋がることだと思うんだ。
本気で本買って勉強しなきゃ駄目かなあ。
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